企業情報
おかげさまで、飯沼ゲージ製作所は2016年に65周年をむかえました。
東京タワーのふもとにあったちいさな町工場が、
たった6人で八ヶ岳のふもとにうつり、
世界中からオファーが絶えない装置メーカーになるまで。
日本のものづくりを支えた、
ちいさな町工場。
飯沼ゲージ製作所の創業は、1951年。
旋盤工として腕を磨いた創業者・飯沼貞八が、東京都港区・芝に工場を構えたのが始まりでした。
飯沼ゲージ製作所という名をつけたのは、各部品の仕上がり寸法を測るゲージを主につくっていたことから。
朝鮮戦争による特需で日本経済が一気に息を吹き返し、製造業が勢いを取り戻すにつれて、
ゲージなどの計測器具もひっきりなしに引き合いがあったのです。
当時はまだ、東京タワーができる前。
港区・芝の一帯には、飯沼ゲージ製作所をはじめ、家族経営の町工場がたくさん軒を連ねていました。
1950年代、戦後日本の復興とともに、目覚ましい成長を遂げた日本のものづくりは、
ちいさな町工場が力を合わせて、支えていたのです。
創業期
1951-

円筒テーパーゲージ
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195110月
東京都港区にて創業、ゲージ類の製造開始
ゲージ
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19626月
株式会社飯沼ゲージ製作所 設立
第二創業期
1970-

ブロックゲージ
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19724月
治工具および専用機の製造を開始 -
1973
送信管
受信管組立用治具
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1977
ラビング試作機
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1978
封着治具
ラビング
黎明期
1980-

ラビング装置RSYN-4

ブランデー噴霧装置
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19804月
液晶関連装置の研究開発を開始
回転ラビング試験管
ゲームウォッチ用LCDモジュール組立治具
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1981
重ね合わせ装置
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1982
どじょう・うなぎ裂き装置
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1983
湿式スペーサー散布装置
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1984
大型LCD加圧封止装置
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1985浜野工場(千葉県浜野)新設
偏光板貼り付け装置
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1986
ブランデー噴霧装置
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1987
ACF熱圧着装置
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1988
PCBチェッカー
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1989
XYディスペンサー塗布装置
ラビング
成長期
1990-

ディスペンサー塗布ユニット
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19904月
工場を長野県茅野市(現本社工場)に新設。本社移転。
液晶関連装置及び治工具に特化し、液晶ディスプレイ組立装置のライン化を図る -
1991
ホットプレス装置
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1994
フォトイオナイザー特許出願
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19958月
本社工場を増築
STNLCD製造ライン
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1997
LCOS用組立装置
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19985月
本社工場を増築
ラビング
成熟期
2000-

OCR貼り合わせ装置

スクライバー
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200010月
蓼科第1工場を新設
光配向用UV照射装置
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20027月
中国現地法人 飯沼精密機械(蘇州)有限公司 設立 -
20031月
蓼科第1工場の隣地に、蓼科第2工場を新設
湿式スペーサー散布装置
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3月
韓国現地法人 ING SERVICE KOREA CO.,LTD 設立 -
20047月
蓼科第1工場の隣地に、蓼科第3工場を新設
PI印刷装置OEM開始
周辺露光装置
RLDラビング装置(ダブルローラー)1号機
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2005
G7ラビング装置
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2006
PI印刷装置営業譲渡
HD基板洗浄装置
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2007(株)CFT設立
自己傾斜型ラビングクロス上市
G4.5PI印刷機移管後1号機
R2RフィルムLCD製造ライン
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2008
OCR貼り合わせ装置1号機
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2009
スクライバー営業譲渡
半自動FPC貼り付け装置
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20104月
国際品質保証規格であるISO9001の認証取得 -
20133月
環境マネジメントシステムの国際規格ISO14001の認証取得 -
20174月
G10.5ラビング装置
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12月
車載用量産型OCR貼り合せ装置納入開始
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201912月
フラッシュ段取りスリットコーター開発